正暦寺本堂・鐘楼

正暦寺で最も聖域である本堂は1916年(大正5年)に再建されたものです。本堂に登るための石段右脇には、正暦寺で亡くなられた僧侶の墓石を集めた供養塔があります。

また石段は観世音菩薩の誓願の数にちなんだ33段と、阿弥陀如来の誓願の数にちなんだ48段、合計81段になっています。この石段をすべて登りきることで、観世音菩薩と阿弥陀如来のご加護を受けられるとされています。

石段を登ると本堂境内が広がり、鐘楼〈1925年(大正15年)に再建〉と本堂がたたずんでいます。元々あった伽藍はすべて消失していますが、自然の豊かさと昔と変わらぬ祈りの空間に触れることのできる聖域となっています。


本堂下にある僧侶の供養塔・墓石群


本堂境内にある鐘楼

拝観時間

午前9時~午後5時 (12月~2月は午後4時)

※ 紅葉のシーズン以外、本堂は不定期に開けておりますので本堂内はお参りできない場合が多々ございます。ご了承ください。 ただし、本堂境内はご参拝いただけます。

特別拝観

11月の秋の特別拝観の際には、本堂にて国指定重要文化財 本尊薬師如来倚像を公開いたしております。